雑がみ 分別促進へ新デザイン袋配布 浜松・遠鉄百貨店など

 菓子箱やティッシュ箱などの「雑がみ」の分別とリサイクルを促進するため、浜松市が制作した新デザインの「雑がみ分別袋」の無料配布が1日、同市中区の遠鉄百貨店などで始まった。2023年1月31日まで、購入商品の持ち帰り用袋として、計4万5千枚を配る(なくなり次第終了)。

来店客らに無料配布した雑がみ分別袋=浜松市中区の遠鉄百貨店本館(写真の一部を加工しています)
来店客らに無料配布した雑がみ分別袋=浜松市中区の遠鉄百貨店本館(写真の一部を加工しています)

 同区の静岡文化芸術大の学生がデザインを考案した。遠鉄百貨店本館の2、6、7階と無印良品、イオン浜松市野店と同浜松志都呂店、同浜松西ショッピングセンター、同大生協で配布する。
 同百貨店7階では社員や市職員が買い物客に分別袋を紹介しながら手渡した。東区の女性(85)は「普段から分別している。分別袋はさわやかなデザインでいい」と笑った。
 市ごみ減量推進課によると、市内の家庭から出る可燃ごみの約30%が紙類で、そのうち約35%を雑がみが占める。同課の担当者は「おしゃれな袋になった。幅広い世代が分別を始めるきっかけになれば」と話した。

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