サンドラ選手再訪 富士宮市民と交流 東京五輪スペイン空手チーム

 東京五輪で富士宮市をホストタウンにしたスペイン空手チームが4日、同市のイオンモール富士宮を訪れた。東京五輪空手女子形で金メダルに輝いたサンドラ・サンチェス選手が地元住民や空手ファンとの記念撮影会に臨み、交流を楽しんだ。

記念撮影で地元住民と交流するサンドラ選手=富士宮市のイオンモール富士宮
記念撮影で地元住民と交流するサンドラ選手=富士宮市のイオンモール富士宮

 イオンモール富士宮2階に用意された特設コーナーに金メダルを首にかけたサンドラ選手が登場。撮影会でサンドラ選手はポーズを決めたり、参加した地元住民らの握手に応じたりした。同市の会社員望月良典さん(30)は美沙さん(28)と千煌君(0)の家族3人で参加し、「金メダルを生で見られた」と喜んだ。美沙さんは「富士宮にまた来てくれてうれしい。サンドラ選手は強くてカッコイイ。これからも頑張ってほしい」と話した。
 同チームの来訪は市制施行80周年記念オリンピアン招待事業の一環。チームは4日、合宿で練習会場に使った市民体育館にも足を運びタイル画除幕や記念植樹を行った。5日は市民文化会館でセレモニーに参加する。チームを支えてきた市民団体「ペデカ」が今回の滞在も協力している。

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