縄文太鼓 児童、練習に熱 浜松市西区の雄踏小 150周年で9日披露

 浜松市西区の雄踏小児童4人が9日、同小創立150年の記念行事で和太鼓演奏を披露する。4人は市内の小中学生らが所属する「あそびごころのサークル活動和太鼓部」の仲間。本番を前に4日、同区の雄踏文化センターで練習に汗を流した。

本番用の衣装を身にまとい太鼓を打ち鳴らす児童=浜松市西区の雄踏文化センター
本番用の衣装を身にまとい太鼓を打ち鳴らす児童=浜松市西区の雄踏文化センター

 出演するのは北島雫さん(5年)、中川結貴さん(4年)、宮崎由麻さん(2年)、古橋咲季さん(1年)。国指定史跡「蜆塚遺跡」(中区)をPRする曲「蜆塚縄文太鼓」を演奏する。
 この日の練習で、4人は縄文時代をイメージした本番用の衣装と自分たちで制作した「勾玉(まがたま)」を身につけ、練習に臨んだ。指導する種村弘子さんから「もっと大きな音を出して」などと助言を受け、息を合わせて太鼓を打ち鳴らした。
 北島さんは「左手の音が小さくならないように意識している。本番では失敗しないで、大きな音を出したい」と意気込んだ。
 あそびごころのサークル活動和太鼓部は1995年に発足した。現在は同小や雄踏中の生徒など12人が参加しているという。
 (浜松総局・日比野都麦)

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