門前市、殿様道中 焼津でカーニバル、子どもたち活躍

 焼津市の地場産品などを販売する「街道カーニバル」(同実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が3日、同市下江留のえずみ公園で開かれた。地元の小学生が商品の仕入れから販売までを体験する「こども門前市」や地元の子どもたちが街道を練り歩く「殿様道中」が行われ、大勢の市民でにぎわった。

「こども門前市」でお菓子を販売する児童たち=焼津市下江留のえずみ公園
「こども門前市」でお菓子を販売する児童たち=焼津市下江留のえずみ公園
殿様道中に参加した児童たち=焼津市下江留のえずみ公園
殿様道中に参加した児童たち=焼津市下江留のえずみ公園
「こども門前市」でお菓子を販売する児童たち=焼津市下江留のえずみ公園
殿様道中に参加した児童たち=焼津市下江留のえずみ公園


 門前市には大井川西小6年の児童約30人が参加した。洋菓子や野菜、漬物などを扱う出店が並び、売り子として店頭に立った。
 児童たちは地元商店の協力を受け、接客や仕入れ方法などを学んできた。実際に売れ筋商品を踏まえながら、商品の発注数も考えた。カツ丼の販売ブースは始まって間もなくで売り切れに。担当した立石心春さん(12)は自分たちの予想的中に喜びつつ「接客の大変さがよく分かった」と感想を述べた。
 殿様道中に参加したのは同小6年の児童と大井川西幼稚園の園児の計約30人。殿様や姫様、侍の姿になって、同小からえずみ公園まで約2・5キロを練り歩いた。「下に、下に」というかけ声に合わせて子どもたちが会場内に入ってくると、来場者がカメラを取り出し、写真を撮影した。

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