磐田市議会一般質問 26年度開校の向陽学府小中一体校 大藤小のプール活用 

 磐田市の山本敏治教育長は6日の市議会11月定例会一般質問で、2026年度開校予定の「向陽学府小中一体校」について、現在の向陽中に整備する一体校の敷地内にプールを設けず、大藤小の既存プールを活用する方針を示した。根津康広氏(共産)への答弁。
 同学府は向陽中、大藤小、向笠小、岩田小の4小中学校を施設一体型で新校舎を整備する計画。学識経験者や地域、教職員代表らによる検討会がプールについて①既存の場所に設置②新校舎屋上に設置③大藤小の既存プールを使用―の各案で、建設コストや使用頻度など、長所・短所を比較してきた。
 山本教育長は大藤小プールを活用する理由について「限られた敷地の中で、子どもたちの活動場所を確保でき、教育環境としても最善との結論に至った」と説明した。
 柏木健氏(磐田の底力)も登壇した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞