湖西市初の地域おこし協力隊員 佐藤拓真さん(新潟出身)が着任
湖西市の「地域おこし協力隊」の委嘱式が5日、市役所で行われ、新潟県長岡市出身で元設計事務所勤務の佐藤拓真さん(24)が着任した。同市では初めての委嘱。佐藤さんは湖西・新居観光協会でSNSを使った情報発信などに取り組む予定で、「自らの足でいろいろなところに出向いて魅力を発信したい」と意欲を見せた。
長岡造形大3年で設計を学んでいた2018年から、知人の紹介で湖西市内の古民家の改装を手伝うようになった。現地に通ううち、浜名湖や海の景色に魅了されたという。神奈川県の設計事務所に就職し、2年半勤務したが「湖西市に暮らしてクリエーティブに仕事をしたい」との思いが強くなり、協力隊に応募した。
任期は本年度末までだが、最大3年間まで延長できる。任期後は、浜名湖が見える場所でゲストハウスを開業する目標を抱いている。