静岡オクシズＵＵ「卓球で地域に貢献」 Ｔリーグ参戦を正式表明
静岡市北部の中山間地「オクシズ」を拠点に卓球Ｔリーグの男子チーム創設を目指し、７日に新規入会が承認された「静岡オクシズＵＵ」（河村水稀代表）は８日、県庁で記者会見し、２０２３年シーズンからの参戦を正式表明した。チーム名は一般公募し来年２月に決定する。河村代表は「１年目から優勝争いを目指すとともに、選手育成や地域活性化でも静岡に貢献したい」と意気込んだ。
会見にはＴリーグの坂井一也理事長も同席し、７日の理事会で満場一致により入会が承認されたことを説明。「地元との連携などはこれまでで最も整っている。男子リーグがさらに盛り上がることを期待している」と、リーグ６季目で初となる待望の新たな男子チーム誕生を歓迎した。
新チームは地域密着を掲げ、ジュニア育成や卓球イベントなどを通じて健康寿命の増進を図る。選手は基本的に市内に居住し、練習などはオクシズ地域の使われていない公共施設を利用できるよう調整を進めている。１年目のホームゲームはグランシップなどで６試合程度を予定。主なスポンサーにはすでに公表されているＡＦＣ－ＨＤグループ、ハラダ製茶に加え、静岡銀行とも契約を結んだ。
今後は来夏のシーズン開幕に向け、運営体制の整備や選手獲得を進める。河村代表は「将来的にＴリーグで優勝し、地元出身の五輪選手輩出などにつなげられれば」と展望を語った。
チーム名公募 ２月決定
静岡オクシズＵＵは来季からＴリーグに参戦する新チームのチーム名を募集している。最初か最後に「静岡」を付けるのが条件で、名称の由来も合わせて記載し同社公式サイト
締め切りは来年１月１５日。同１６～３１日に投票を行い、２月１日に発表する予定。最終候補やチーム名に採用された応募者にはホーム開幕戦のチケットを贈る。
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