海老芋品評会 吉川さん最高賞 JA遠州中央

 JA遠州中央は8日、日本一の生産量を誇り、出荷最盛期を迎えている特産品、海老芋(エビイモ)の品評会を磐田市加茂の園芸流通センターで開いた。最高賞の優秀賞には、吉川和希さん(豊岡支部)が選ばれた。

海老芋の外観を審査した品評会=磐田市加茂のJA遠州中央園芸流通センター
海老芋の外観を審査した品評会=磐田市加茂のJA遠州中央園芸流通センター

 同JA海老芋部会員40人が、それぞれ1ケース約5キロを出品した。主な出荷先の関東や関西の市場関係者ら10人が審査員を務め、大きさや形状の良さ、しま模様の美しさなどを入念にチェックした。
 海老芋は煮崩れしにくく、京料理などに使われる高級食材。同JAによると、磐田市内の計19・2ヘクタールで102人が生産していて、今季は例年並みの約330トンの出荷を見込む。品評会は、おせち料理や忘年会などで需要が高まる時期に、磐田産の質の高さを市場関係者にアピールする狙いもある。
 その他の入賞者は次の通り。かっこ内は支部。
 金賞 鈴木保雄(豊岡)鈴木貴博(同)▽銀賞 伊藤隆容(同)秋山玉光(同)▽銅賞 鈴木敏一(同)平井哲雄(竜洋)鈴木正英(豊岡)

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