湖西市長「学校統廃合は必要」 検討中の北部3小中について答弁

 湖西市の影山剛士市長は8日、市議会12月定例会一般質問で、市北部地域で検討している市立小中学校3校の統廃合について「子どもたちの教育環境を第一に考えて統廃合は必要」と見解を示した。
 統廃合の検討を「いつまでもやっていいわけではない。具体的なスケジュール感を持って、手遅れになる前にやらないといけない」と述べた。市教委が5月から複数回開いてきた住民との意見交換会にも今後参加し、方針を説明する意向を示した。学校の跡地活用の必要性にも言及した。
 一方、住民との意見交換を続けている途中のため、渡辺宜宏教育長は「具体的なことは決まっていない」との認識も示した。有識者らでつくる学校教育施設適正化検討委員会は昨年度、在籍数が数年後には著しく減少する推計から東小、知波田小、湖西中の統廃合の必要性を指摘した。福永桂子氏(無所属)への答弁。
 土屋和幸(無所属)、佐原佳美(公明)、三上元(立民)、吉田建二(無所属)の4氏も登壇した。

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