子ども記者が取材や編集 富士宮版コロマガ「ミソラ」制作進む

 富士宮市の子どもたちが地域情報誌をつくる富士宮版「コロマガプロジェクト」で、創刊号の制作作業が進んでいる。同地域情報誌のタイトルを「富士宮の空」や音階が上がっていくイメージを込めた「misora(ミソラ)」に決定した。

文章やイラストなど素材の制作を進めるメンバー=富士宮市内
文章やイラストなど素材の制作を進めるメンバー=富士宮市内

 コロマガは全国10地域超で展開されているプロジェクト。富士宮市ではデザイン事務所「アイムデザイン」が中心となり、実行委を立ち上げ、今夏から地元小中学生約20人のメンバーで1年目の活動をスタートした。“記者”となったメンバーは各地での取材を秋までに終え、現在は酪農や富士宮やきそば、歴史、県富士山世界遺産センターなどのテーマでグループに分かれて各ページの編集作業に取り組んでいる。
 歴史チームに参加する大富士中2年の大勝吏紗さん(14)は「市外の人たちに富士宮を訪れてもらえるよう見て楽しい情報誌にしたい」と意気込む。各ページの構成から文章、写真選び、イラスト素材などの制作をメンバーで進め、同デザイン事務所で仕上げる。創刊号の発行は来年2月を予定している。

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