高校生 マイナカード普及へ動画 富士宮北高、校内放送で発信準備

 富士宮北高の生徒会が富士宮市と連携し、マイナンバーカードの普及啓発活動に取り組んでいる。市デジタル推進課職員による講義を受けた生徒会メンバーが同カードの申請方法やメリットなどをまとめた動画制作を進めて、12日から校内での放送を計画している。

動画の構成を話し合う望月さん(左)と現役メンバー=富士宮市の富士宮北高
動画の構成を話し合う望月さん(左)と現役メンバー=富士宮市の富士宮北高

 同カードの普及活動は、元生徒会長望月弥咲さん(3年)が昨年の高校生議会でデジタルディバイド解消に向けた質問をしたことがきっかけ。望月さんと現役の1年生メンバーの計6人で動画の構成や分担を話し合いながらスライドや原稿などの制作を進めている。動画は計5本準備し、12日から5日間に分けて、昼の時間に全クラスに放送していく。
 望月さんは「まず自分たちが理解しようと思った。生徒会から全校に発信し、それぞれの家族に説明してもらうことで市内に広めていきたい」と語った。
 

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞