リンゴ50種類、手に取って感じて 静大キャンパスミュージアム
リンゴを研究している静岡大園芸イノベーション学研究室の松本和浩教授(45)らは、リンゴの展示会を静岡市駿河区の同大キャンパスミュージアムで始めた。23日まで。
生食用以外のリンゴの魅力も知ってもらおうと企画。色や形、大きさ、香りが異なる50種類のリンゴが並んだ。イギリスで一番生産量が多く、酸味がある加熱用リンゴ「ブラムリーシードリング」や、松本教授が育成した赤い果肉が特徴の「美紅(みく)」など珍しい品種も展示した。
松本教授は「リンゴの世界は広い。果物の多様性を手に取って感じてほしい」と呼びかける。