イチゴ最盛期へ 富士宮で農家ら目ぞろえ

 JAふじ伊豆富士宮苺(いちご)部会はこのほど、イチゴの目ぞろえ会を富士宮市の同富士宮地区本部で開いた。生産者や市場関係者、JA担当職員ら約20人が参加し、出荷ピークを迎えるクリスマスや年末年始を前に、いちごの着色や果形の基準などを確認した。

出荷最盛期を前に規格を確認する関係者=富士宮市
出荷最盛期を前に規格を確認する関係者=富士宮市

 同部会では近年、2軒の新規就農農家が加わり、現在5軒でブランド化を進めている。「きらぴ香」に品種を絞り、基準を統一した高品質ないちごを主に首都圏に出荷している。今季は早い農家で11月末から出荷が始まり、ピークは12月中旬に迎える。昨年に続き完熟冷凍イチゴの出荷販売を今季も計画している。荻真教部会長は「部会が小さい分、ニーズにも対応しやすい。(シーズンが終わる)6月をみんなで笑顔で迎えられるよう、頑張りたい」と意気込む。

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