障害者就労支援へ ヤマハ発子会社、磐田市にパソコン寄贈

 ヤマハ発動機の特例子会社ヤマハモーターMIRAIはこのほど、障害者の就労支援を目的に、パソコンのリユース事業で手がけたノートパソコン8台を磐田市に寄贈した。市は地元の就労支援事業所に配布する方針。

草地市長(左)にリユースパソコンを手渡す須田さん(中央)と水口社長=磐田市役所
草地市長(左)にリユースパソコンを手渡す須田さん(中央)と水口社長=磐田市役所

 障害者雇用を進める同社は昨年10月、ヤマハ発グループで不要になったパソコンを買い取り、ハードディスクドライブやメモリーの交換、クリーニングなどを行った上で売却する事業を始めた。障害者週間(3~9日)に合わせ、就労に向けた教育資材に活用してもらおうと、水口洋史社長(54)や同事業を担当する須田裕介さん(24)ら4人が市役所を訪ね、草地博昭市長にリユースパソコンを届けた。水口社長は「就労を目指している人の訓練に使ってもらいたい」と語った。

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