彩り豊かな新年に 熱海・来宮神社 まゆ玉作り【動画あり】

 熱海市西山町の来宮神社で、正月の縁起物として知られる「まゆ玉」作りが大詰めを迎えている。20日から数量限定で頒布する。

色とりどりのまゆ玉を萩の枝に取り付ける巫女=15日午後、熱海市の来宮神社
色とりどりのまゆ玉を萩の枝に取り付ける巫女=15日午後、熱海市の来宮神社

 一帯でかつて盛んだった養蚕に由来し、家内安全や商売繁盛などの福をもたらすとされる。巫女(みこ)が11月中旬から交代で作業に当たり、約500本を用意する。
 15日も魔よけの色とされる紅、青、黄などの色をつけて作った上新粉の玉を、一つずつ丁寧に萩(はぎ)の枝に取り付けた。巫女の近藤凪砂さん(22)は「新しい年に恵みがたくさん訪れるよう願いを込めて作っている」と話した。

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