SDGs実践で社会づくり 富士宮市 地元団体が事例発表
富士宮市はこのほど「富士山SDGs推進イベント」を市民文化会館で開いた。富士宮高校会議所とホールアース自然学校によるSDGsの事例発表のほか、時事ユーチューバーたかまつななさん(笑下村塾代表)を招いた記念講演を展開し、身近にあるSDGsのヒントを紹介した。
同高校会議所からはメンバー8人が登壇した。ニジマス残さと朝霧高原の牛のふんで開発したリサイクル堆肥「マスマス元肥」を活用した取り組みや、使わなくなったベビーカーをリユース・リサイクルするプロジェクト「ベビーカーの2R」を紹介。「SDGsを実践した持続可能な社会づくりを通して、富士宮をマスマス元気にしたい」と語った。ホールアース自然学校の浅子智昭さんは、ジビエ加工施設「富士山麓ジビエ」に関する取り組みなどを報告した。
たかまつさんは発表を聞き「SDGsはアクションしてこそ意味がある。日本の先駆的な事例になると思うので活動を続けてほしい」とエールを送った。