実験、工作 科学って面白い 磐田で初のサイエンスカレッジ

 磐田市見付のワークピア磐田は17日、キャリア教育事業の一環で、小学生対象の科学体験「いわたサイエンスカレッジ2022」(市共催)を同所で初めて開催した。児童約90人が実験や工作を通じて科学の奥深さや面白さに触れた。

静電気の起きる仕組みなどを学ぶ参加者=磐田市見付のワークピア磐田
静電気の起きる仕組みなどを学ぶ参加者=磐田市見付のワークピア磐田

 製造業が盛んな市内の子どもたちに、物づくりへの理解を深めてもらうと同時に「未来のエンジニア」を育てる狙い。ヤマハ発動機や市内でパソコン教室を展開する「マナカル磐田」などが講座を設けた。
 浜松科学館みらい~ら(浜松市中区)の講座では同館の上野元嗣さんが講師を務め、静電気の起きる仕組みを紹介した。児童らは風船を服でこすって静電気を起こし、帯電させたビニールテープを宙に浮かばせるなどの実験に挑戦した。
 父親や弟と参加した磐田西小2年の富永結人さん(8)は「静電気で動くモーター作りが一番楽しかった。電気について興味が湧いた」と語った。
 

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