大きい! わらの餅つきウサギ登場 掛川・倉真の住民が制作

 掛川市の倉真地区まちづくり協議会はこのほど、来年の干支(えと)にちなんで、餅つきをする巨大なウサギのオブジェを制作した。同地区の交流施設「こんにゃく亭」に設置している。

わらで作ったウサギの前でポーズをとる子どもたち=掛川市倉真のこんにゃく亭
わらで作ったウサギの前でポーズをとる子どもたち=掛川市倉真のこんにゃく亭

 地域住民10人ほどが11月中旬から3週間ほどかけて完成させた。高さは2・7メートル。木と竹で骨組みを作り、軽トラック1杯分のわらで覆った。ほとんど着色せずに自然の素材を生かしたことで、優しい雰囲気の作品にした。白く伸びた餅の部分はキリの木を使った。
 訪れた人が記念写真を撮れるよう、小さなきねやウサギの耳のかぶり物を貸し出している。写真を撮った第二小6年の浦部陣君(12)は「立体的で驚いた。顔や体の形が本物に近くてすごい」と話した。

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