留学生、自国の魅力を発信 商業施設で親子連れらと交流 静岡

 多彩な国々の文化を楽しく学ぶ「多文化交流スクエア」(静岡市主催)が17日、同市葵区のマークイズ静岡で始まった。市内の留学生らがクイズなどの企画を通じて自国の魅力を発信している。18日まで。

自国の文化をクイズなどを通じて紹介する留学生ら=静岡市葵区のマークイズ静岡
自国の文化をクイズなどを通じて紹介する留学生ら=静岡市葵区のマークイズ静岡

 初日は静岡大の留学生と静岡日本語教育センターの学生ら約30人がブースを設けた。スリランカ、インドネシア、ネパールの名所や料理、言語、祭りなどをクイズ形式で紹介。日本と中国、ベトナムの教育や仕事、結婚の価値観を比較するパネル展示なども行った。アオザイなどの民族衣装をまとい、親子連れと笑顔で交流した。
 静岡大の留学生のまとめ役を務めたグエン・ティエン・フーンさん(23)は「静岡では外国籍の住民と日本人の交流が少ないと感じる。互いの文化を理解し合う機会を増やしたい」と話した。

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