中国で展示「興奮した」 おさかなアートクリエーターの鈴木さん 沼津市長に報告

 沼津市公認の「おさかなアートクリエーター」として活動する沼津市立高中等部1年の鈴木翔太さん(12)が19日、市役所を訪れ、同市の友好都市・中国岳陽市の小学校などで開いた展示会の様子を頼重秀一市長に報告した。

現地で展示した作品を前に、頼重市長(左)に展示会の開催を報告する鈴木さん=沼津市役所
現地で展示した作品を前に、頼重市長(左)に展示会の開催を報告する鈴木さん=沼津市役所

 展示会は、鈴木さんの水彩画のレプリカ26点を出品。3~4月に岳陽市東昇小学校など3校を巡回した。7~10月には同市美術館で開かれた児童の美術作品展でも招待作品として飾られた。岳陽市教育委員会などからは芸術大使という「芸術小使者」の称号も贈られた他、美術館に作品1点が収蔵されることも決まった。
 鈴木さんは「自分の作品が並んだ写真を見た時は興奮した。現地には行けなかったが、オンラインで同世代の人たちと交流できた。近いうちに訪問したい」と話した。頼重市長は「鈴木さんや作品が、両市の交流を深める懸け橋となってほしい」と期待した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞