マイナカード取得推進 長泉町、知徳高で出前講座

 長泉町は19日、マイナンバーカードの取得を推進するため、同町竹原の知徳高で全校生徒918人を対象に出前講座を開いた。22日には沼津、伊豆、伊豆の国、長泉、清水、函南の6市町の担当者が同校を訪れ、県内在住生徒を対象に出張申請を受け付ける。

校内放送を通じて長泉町職員によるマイナンバー講座を受講する生徒=長泉町竹原の知徳高
校内放送を通じて長泉町職員によるマイナンバー講座を受講する生徒=長泉町竹原の知徳高

 同校は町で唯一の高校。他市町より年少人口が多いことから、保護者の同伴なしで申請できる15歳以上の認知度を高めようと町が企画した。教室ごとに資料を画面に投影し、町の担当者が校内放送を通じて制度の概要やカードの作り方、安全性、用途について約1時間講義した。
 渡辺明彦教諭は「マイナンバーカードは奨学金申請に必要になる。卒業後は就職や進学など進路がばらばらになるのでありがたい」と話した。

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