サッカーU―17ベトナム代表 浜松合宿成果報告「交流さらに」

 在日ベトナムサッカー協会全権代理のグェン・ボー・フェン・ユーンさん(浜松市中区)が19日、9月に同市で実施したベトナムサッカー男子U―17代表合宿の成果について、市役所で鈴木康友市長に報告した。チーム強化に成果があり、同協会が来年4月にも同市での合宿を予定していると伝えた。

鈴木市長(右)に合宿の成果を説明するユーンさん=浜松市役所
鈴木市長(右)に合宿の成果を説明するユーンさん=浜松市役所

 チームは合宿中に浜松開誠館高や常葉大などとテストマッチをした。直後のアジア選手権予選でライバルのタイに完勝し、来年5月の本戦出場を決めた。
 ユーンさんによると合宿の様子は同国のメディアで報道され、市内で開いたテストマッチはあいにくの大雨でも約100人のファンが観覧に訪れた。選手と監督が浜松の環境を評価し、本戦直前の合宿も希望している。
 調整役を担ったユーンさんは「合宿は大成功だったが、浜松の市民にももっと知ってほしい。両国の交流をさらに強めたい」と話した。

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