生徒ら研究成果披露 静大STEMアカデミー 野鳥や朝顔テーマ

 静岡大は18日、小学5年生から中学3年生が科学や工学などの自由研究に取り組む「静岡STEMアカデミー」の探究活動発表会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。本年度の受講生48人が研究成果を発表した。

自由研究の成果を発表する受講生=静岡市駿河区のグランシップ
自由研究の成果を発表する受講生=静岡市駿河区のグランシップ

 同アカデミーは科学技術振興機構の人材育成事業の一環。受講生は理科の元教員や大学教授らからアドバイスを受けながら、野鳥との共存や水ロケットを遠くに飛ばす方法など思い思いのテーマで研究を進めてきた。
 浜松雄踏中1年の有薗彩奈さんは、朝顔の種を家庭用の漂白剤に付けて花びらの色や形、模様を変える研究に取り組んでいる。発表会では、種を漂白する回数を増やすと、花びらの色が抜け落ちていくなどと説明し、研究を重ねて「黄色と水色の朝顔を作ってみたい」と最終的な目標を語った。
 発表会終了後、修了証授与式も行われ、同アカデミーの熊野善介代表が受講生に修了証を手渡した。

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