新聞で情報の扱い学ぶ 焼津・大富小 見出し付けにも挑戦

 焼津市中根新田の大富小で20日、元中学校長の矢沢和宏さん(静岡新聞NIEコーディネーター)を講師に招き「情報を扱う仕事」をテーマにした授業が行われた。5年生の児童約90人は新聞記者などの仕事を通じて、情報の扱い方や伝え方について学んだ。

情報の扱い方や伝え方について教える矢沢さん=焼津市中根新田の大富小
情報の扱い方や伝え方について教える矢沢さん=焼津市中根新田の大富小

 矢沢さんは、記者が取材した情報が新聞紙に掲載されて家庭に届くまでの過程を紹介し、紙面に掲載された情報の信頼性を強調した。ただ「100%正しいとは限らない」として、他紙との比較読みを推奨した。
 サッカーのワールドカップ日本戦の試合を知らせる記事を紹介し、配られる地域ごとに内容を更新していることを伝えると、驚きの声が上がった。
 その後、児童たちは実際の記事を題材に見出しを付けることに挑戦。写真や文章を読み込んで、記事に適した12文字以内の言葉をひねり出した。

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