伊豆半島ジオパーク 再認定祝う 「世界でも優良」関係者喜び

 伊豆半島ジオパークの国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界ジオパークの再認定を受け、美しい伊豆創造センター(美伊豆、会長・豊岡武士三島市長)は22日、伊豆市の伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」で記者会見を開き、10月に現地審査に訪れた海外審査員がユネスコに提出した報告書で「世界のジオパークの中でも優良な取り組み」と評価されたことを明らかにした。

くす玉を割って再認定を祝う関係者=22日午後、伊豆市のジオリア
くす玉を割って再認定を祝う関係者=22日午後、伊豆市のジオリア

 報告書には「ジオガイドのスキルが高い」「解説板が優しい言葉で分かりやすい」などの表記もあった。審査で案内を担当した伊豆半島ジオガイド協会の仲田慶枝会長は「審査員とフレンドリーに接して説明できた。今後も地域住民とともに取り組みたい」と抱負を語った。
 美伊豆の役員やジオガイドらがくす玉を割って再認定を祝った。美伊豆副会長の菊地豊伊豆市長は「高い評価をいただいた。さまざまな資源を活用してきた結果」と喜んだ。
 来春までにユネスコから改善指摘事項が通知される。再認定の期間は2026年4月まで。

 

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