学生に就活経験伝える 会社の魅力や選択ポイント… 若手社員がパネル討論 静岡市葵区

 静岡市葵区七間町の就活カフェ「NANA―SHOKU」で22日、企業の若手社員が大学生に自身の就活経験などを伝えるイベント(焼津市主催)が開かれた。パネル討論に臨んだ3人の社員は自身の経験を踏まえて、会社選びのポイントなどを学生たちに伝えた。

自身の就活体験などを学生に伝えるパネリスト=静岡市葵区七間町の就活カフェ「NANAーSHOKU」
自身の就活体験などを学生に伝えるパネリスト=静岡市葵区七間町の就活カフェ「NANAーSHOKU」


 パネリストは、水産物製造加工「カネトモ」(藤枝市)の萩原生勢さん、ペット関連商品小売業「テラオ」(焼津市)の増田野々花さん、東益津福祉会の特別養護老人ホーム「高麓」(焼津市)の中村吉里さん。県内外在住の大学生8人が参加した。
 会社の魅力について、萩原さんは残業の少なさを挙げるとともに、コロナ禍の影響も大きく受けない安定性を強調した。増田さんは丁寧な指導をしてくれる上司の存在に触れた。中村さんは介護業界に向いている人材について「人と話すのが好きな人」と答えた。
 その後、パネリストと学生が3グループに分かれて、就活に臨む際に気をつけておくべき事などについて意見交換した。
 イベントは1月11日も行う。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞