茅の輪くぐり、心身清める 掛川・三熊野神社 8の字描き3度

 掛川市西大渕の三熊野神社でこのほど、「茅(ち)の輪くぐり」が始まった。参拝者が直径約3メートルの輪をくぐり、新年を迎えるために心身を清めた。

8の字に歩いて茅の輪をくぐる参拝者=掛川市の三熊野神社
8の字に歩いて茅の輪をくぐる参拝者=掛川市の三熊野神社

 氏子総代8人が20日、カヤを編んで作った茅の輪を境内に設置した。参拝者はまず、人をかたどった紙「形代(かたしろ)」に名前と年齢を書いて体をなで、息を吹きかけて心身のけがれを移した。さらに、形代を持って8の字を描くようにして茅の輪を3度くぐった。
 茅の輪くぐりは31日午後8時まで。同日午後3時からは大祓(おおはらえ)式の神事を執り行う。

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