焼津市少年少女合唱団「ゆりかもめ」 1月15日、集大成の定演へ最終調整 動き回る演出復活

 焼津市少年少女合唱団「ゆりかもめ」が2023年1月15日の定期演奏会に向けて練習に励んでいる。演奏会の醍醐味(だいごみ)の一つであるステージを動き回る演出も今回から復活。合宿練習を経てチームの絆も深まり、歌に動きにと集大成の場に向けた調整は最終局面に入っている。

歌声に合わせて動きを確認する団員たち=焼津市焼津の焼津南小
歌声に合わせて動きを確認する団員たち=焼津市焼津の焼津南小


 団員は市内在住の小学3年から中学3年までの33人。演奏会はフランス民謡を中心にした1部、「ふり向くな君は美しい」といった元気が出る歌を特集した2部で構成している。定期演奏会までの全体練習は36回分。コロナ禍の影響で昨年できなかった合宿練習も再開した。
 24日に焼津南小(焼津市焼津)で行われた練習では団の制服姿で、本番で披露する「羊飼いの娘」といった楽曲で歌声を合わせて、それぞれのパートの音程を確認した。2部での「ふり向くな君は美しい」ではポンポンを振って歌声を披露。当日の動き方を確かめ合った。
 団長の佐藤花菜さん(15)=小川中3=は最後の舞台。「7年間の集大成と思って思う存分楽しみたい」と生き生きした表情を浮かべた。

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