磐田・見付本通線 愛称「栄光への道」に 卓球・水谷さん、伊藤選手の活躍刻む看板設置

 磐田市の見付地区地域づくり協議会は、東京五輪卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した同地区出身の水谷隼さん(33)と伊藤美誠選手(22)の功績をたたえようと、見付本通商店街の市道「見付本通線」の愛称を「栄光への道」と名付けた。27日には2人の活躍などが刻まれた看板を設置するセレモニーが現地で開かれ、関係者は新たな“名所”の誕生を喜んだ。

「栄光への道」と名付けた通り沿いで、看板や道路案内標識設置の完成を祝う関係者=磐田市見付
「栄光への道」と名付けた通り沿いで、看板や道路案内標識設置の完成を祝う関係者=磐田市見付


 看板は絵馬型で、高さ約1・5メートル、幅約75センチ。約720メートルの通り沿いに計3カ所取り付けた。看板には「見付から世界で活躍する二人の記念」などの文字が躍る。商店街が管理する街路灯には、道路の愛称を示す案内標識を設けた。
 式典には同協議会のメンバーのほか、水谷さんの母万記子さんや伊藤選手の祖父健一さん、祖母町子さんも出席した。万記子さんらは「立派な看板を立てていただきうれしい」と声をそろえた。
 同協議会の林浩巳会長(75)は「2人の名前を後世に残したいと考えて愛称を選んだ。再来年にはパリ五輪が待っている。伊藤選手が活躍できるように地区全体で応援していきたい」と話した。

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