逸話満載「家康すごろく」 磐田・中央図書館 大河ドラマ控え作製

 2023年の大河ドラマ「どうする家康」の放送に向けて、磐田市見付の市立中央図書館は、市内各地に残る徳川家康の史実や逸話などを題材にした「家康出世すごろく in IWATA」を作製した。同館で貸し出しを行い、ホームページでも素材を無料公開している。

磐田市内各地に残る徳川家康の史実や逸話などを題材にした「家康出世すごろく in IWATA」=磐田市見付の市立中央図書館
磐田市内各地に残る徳川家康の史実や逸話などを題材にした「家康出世すごろく in IWATA」=磐田市見付の市立中央図書館

 すごろくは計20マスで構成し、家康の若いころから50代までの出来事を並べた。マスには当時の家康の年齢に加え、「見付の近く城之崎に城をつくりはじめる」「一言坂で信玄と戦う」などの史実を幅広く盛り込んだ。それぞれの内容と出典を紹介する解説書も併せて作成し、館内の関連資料を案内している。
 中央、福田、竜洋、豊岡の4図書館の郷土資料担当職員が共同で製作した。中央図書館の担当者は「年齢を問わず、楽しみながら家康にまつわる歴史を学ぶことができる。私たちが生活している身近な場所で、家康が戦いを繰り広げて駆け回っていたことを知ってもらいたい」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞