浜松市が「コミケ」初出展 市内舞台、来年放送のアニメなどPR

 アニメの聖地化を目指す浜松市は、30日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した国内最大級の同人誌即売会「コミックマーケット101」企業ブースに初めて出展した。自治体の出展は珍しい。来年放送のアニメ「夢見る男子は現実主義者」など、市内を舞台にした作品を全国の愛好者にPRした。

人気コスプレーヤーの撮影会で多くのファンを集めた浜松市の出展ブース=東京ビッグサイト(同市提供)
人気コスプレーヤーの撮影会で多くのファンを集めた浜松市の出展ブース=東京ビッグサイト(同市提供)

 新作アニメのヒロインにふんした人気コスプレイヤー猫田あしゅさんの撮影会、声優陣のコメント入りリーフレット配布があり、多くのファンを集めた。市フィルムコミッション推進室の原田憲治室長は「作品はもちろん、浜松に関心を寄せてくれる来場者が多かった。アニメは海外人気も高いので幅広い誘客に生かしていきたい」と話した。
 イベントは31日までの2日間で約18万人の来場が見込まれる。同市は「エヴァンゲリオン」「ゆるキャン△」の両人気アニメシリーズや漫画「焼いてるふたり」で登場し、作品の魅力を生かした観光誘客を図っている。

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