フェンシング 憧れの日本代表と練習 小中高生ら実戦形式 沼津

 フェンシングのまち沼津推進協議会は30日、フェンシング「サーブル」の日本代表選手とコーチを招き、地元小中高生との合同練習会を沼津市のF3BASEで開いた。

ジェローム・グースコーチ(左)と江村美咲選手(左から2人目)から指導を受ける参加者=沼津市のF3BASE
ジェローム・グースコーチ(左)と江村美咲選手(左から2人目)から指導を受ける参加者=沼津市のF3BASE

 市と日本フェンシング協会が結ぶ包括連携協定の一環で、上半身の攻防を繰り広げるサーブル種目に取り組む県東部の18人が参加した。参加者はジェローム・グースコーチや、2022年全日本フェンシング選手権女子サーブル個人で優勝した江村美咲選手ら5人から指導を受けた。
 試合中の間合いの取り方や手足の使い方を学んだ後、実戦形式の練習で日本代表3選手と対戦。あこがれの選手から手取り足取りの指導を受けた。練習を見たグースコーチは「ハイレベルな練習ができているので将来が楽しみ。トップフェンサーから競技に対する向き合い方を学んでほしい」と期待した。
 アスルクラロフェンシングアカデミーに所属する加藤学園暁秀高1年の岡田彩良さん(16)は「いい機会になった。もらったアドバイスを生かして練習に励みたい」と決意を新たにした。

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