早咲きほころぶ 熱海・梅まつり開幕

 熱海市の新春を飾るイベント「梅まつり」が7日、同市の熱海梅園で開幕した。温かな日差しの中で早咲きの梅がほころび、来園者は甘い香りを楽しんだ。3月5日まで。

早咲きの梅がほころぶ熱海梅園=熱海市
早咲きの梅がほころぶ熱海梅園=熱海市

 開幕式典で熱海芸妓(げいぎ)衆が舞を披露し、同市を代表する観光イベントのスタートを華やかに演出した。市観光協会の中島幹雄会長は同日開幕した「糸川桜まつり」(2月5日まで)と併せて「『常春熱海』を多くの観光客に楽しんでほしい」とPRした。
 市によると、6日現在、園内の梅469本のうち210本が開花した。「冬至梅」や「八重寒紅」などの早咲きの梅は270本植えられていて、10本が見頃を迎えている。まつり期間中は週末を中心に甘酒や梅茶の無料サービス、音楽イベントなどが行われる。

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