バイオリン熱演 聴衆魅了 浜松で若手奏者招きコンサート

 浜松市文化振興財団はこのほど、国内外で注目されている若手演奏家を招いた演奏会「幸和ハウジングクラシックスペシャル アクト・ニューアーティスト・シリーズ」(静岡新聞社・静岡放送後援)を、中区のアクトシティ浜松音楽工房ホールで開いた。

熱演を披露する外村さん=浜松市中区のアクトシティ浜松音楽工房ホール
熱演を披露する外村さん=浜松市中区のアクトシティ浜松音楽工房ホール

 2018年に米国の第10回インディアナポリス国際バイオリンコンクールで第2位となったバイオリン奏者外村理紗さんが、約110人の聴衆を前に熱演を披露した。サンサーンスの「序曲とロンド・カプリチオーソ」では、ピアノ伴奏と息を合わせ、情熱的で美しい音色を響かせた。
 終盤には、外村さんが来場者の質問に答えるトークショーもあった。プログラムの選曲方法についての質問に「プロコフィエフのバイオリン・ソナタ第1番は、小さいころとても憧れていた曲。演奏するたびに学びがある」と話した。

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