情報発信は目標明確に 浜松湖北高佐久間分校 効果的な手法学ぶ

 浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校で12日、情報発信の手法を学ぶ講座が開かれた。2年生7人は、インターネットで情報を届ける上で必要な考え方や効果的な発信方法を学んだ。

情報発信の手法を指導する鳥居代表=浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校
情報発信の手法を指導する鳥居代表=浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校

 講師は、企業のホームページ作成やITを活用した業務効率化の支援などを手がける同市中区の「ノコヤドットネット」の鳥居宏一代表(53)が務めた。
 情報発信の基本として、鳥居代表は「目的やゴールが必要で、ふわっとした表現にしない」と説明し、ターゲットを具体的に決める大切さを強調した。
 インターネットの検索で1ページ目に表示される方法も指導した。「ユーザーは答えを求めて検索している。ニーズに合った情報を準備しないといけない」と話した。
 講座は授業「地域学」の一環として開催。佐久間分校では、生徒自らが写真共有アプリ「インスタグラム」や動画投稿サイト「ユーチューブ」などで情報発信をしている。2年の金田大知さん(17)は「目標を明確にする大切を学ぶことができた」と話した。

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