ウクライナ留学生3人 着物姿で茶道を堪能 静大浜松キャンパス
静岡大卒業生らのボランティア団体「ノーベルポート」などは12日、ウクライナからの留学生と日本人学生の交流茶会を浜松市中区の同大浜松キャンパスで開いた。
留学生が日本文化を体験するとともに、日本人学生や市民と交流してほしいと、支援団体や地元の着付け同好会などが協力して企画した。交換留学などで日本に滞在しているウクライナの男女3人が華やかな雰囲気の着物に袖を通し、同大茶道部がたてた茶や和菓子を味わった。日本人学生から作法などについて説明を受け、日本文化の一端に触れた。
情報科学科のオレフ・スタトケビチさん(19)は「お菓子も、お茶もとてもおいしかったし、勇気づけられた。ウクライナの祖父母に、今日の経験を伝えたい」と話した。