食事パン部門を新設 全国高校生コンテスト 21、22日 伊豆の国で「パン祖のパン祭」

 伊豆の国市で21、22の両日に開かれる第17回パン祖のパン祭を主催する実行委員会は13日、プレス発表会を同市のあやめ会館で開き、概要を説明した。メインイベントの全国高校生パンコンテストで食事パン部門を新設した。

パン祖のパン祭の開催をPRする関係者=伊豆の国市のあやめ会館
パン祖のパン祭の開催をPRする関係者=伊豆の国市のあやめ会館

 コンテストはカリフォルニア・レーズン、地産地消、手仕込みを含む計4部門で、全国各地の30校から331点の応募があった。書類審査を通過した26人が21日にパン店「ベケライ・ダンケ」で実施する実技審査に進み、22日に韮山時代劇場でプレゼンと表彰式を行う。県勢で実技審査に臨むのは伊豆中央、静岡農の両校の1、2年生計8人。
 メイン会場の同劇場では全国各地の有名店から取り寄せたパンの販売や親子で楽しめるゲーム、子ども向けパン教室などを開催する。恒例の田方農高の生徒による巨大パンオブジェの展示も行う。
 コンテストの杉山大一大会委員長は「発酵技術をよく見たい」と審査のポイントを語った。実行委の大沢秀光会長は「どんな作品が出てくるか楽しみ。お客さんが全国から来て楽しんでもらいたい」と期待した。

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