フルートの音色 打楽器とともに 浜松・中区で演奏会

 浜松市出身のフルート奏者4人でつくる「フルートアンサンブル リベルテ」のコンサート(静岡新聞社・静岡放送後援)が14日夜、同市中区のクリエート浜松で開かれた。

打楽器とコラボした演奏で聴衆を魅了する「フルートアンサンブル リベルテ」=浜松市中区のクリエート浜松
打楽器とコラボした演奏で聴衆を魅了する「フルートアンサンブル リベルテ」=浜松市中区のクリエート浜松

 「ラ・ラ・ランド」や「ミス・サイゴン」などミュージカル6作品の楽曲のメドレーなどを演奏した。「リバーダンス」では、フィルハーモニックウインズ浜松団員の打楽器奏者斉藤珠希さんをゲストに招き、力強い打楽器の響きと繊細で美しいフルートの音色が聴衆を魅了した。
 演奏の合間には、フルートより1オクターブほど音域が高い「ピッコロ」や、管が太く低音の「バスフルート」を、実演を交えて紹介した。
 リベルテは、浜松で育ったメンバーが地元に演奏を届けようと2017年に結成した。代表の伊藤梨恵子さんは「今回は打楽器と初めてコラボした。音のバランスが難しかったが、リズムが出てノリやすい。アンサンブルをより楽しんでもらえたら」と話した。

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