カツオさばき巧みに 加工品づくり指導も 焼津水産高生

 焼津市焼津の焼津水産高で14日、生徒が日ごろから学んでいるカツオについて小学生に教える授業が開かれた。ツナのレトルトパウチを作ったり、さばき方を披露したりして、地元を代表する食材の大切さを伝えた。

カツオのさばき方を披露する生徒=焼津市焼津の焼津水産高
カツオのさばき方を披露する生徒=焼津市焼津の焼津水産高
包丁を使って骨や皮を取る児童たち
包丁を使って骨や皮を取る児童たち
カツオのさばき方を披露する生徒=焼津市焼津の焼津水産高
包丁を使って骨や皮を取る児童たち

 食品科学科の生徒14人と地元小学生20人が参加した。グループごとに分かれて、さばいたカツオをお湯に入れて柔らかくした後、皮と骨を取り除き、フレーク状にして、袋詰めにした。児童は、付き添いの生徒から指導を受けながら、包丁の使い方を学んだ。
 代表の生徒が児童たちにカツオのさばき方を披露した。包丁を使って、うろこを丁寧に取ったり、皮をうすく切ったりした。児童たちは生徒の包丁さばきを真剣な表情で見つめていた。

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