キノコ尽くしの写真展 静岡県内に自生、毒性ある種も 地球環境史ミュージアム

 静岡県内に自生するキノコの写真を集めた「ふじのくにキノコ写真展」(静岡木の子の会主催)が、静岡市駿河区大谷のふじのくに地球環境史ミュージアムで開かれている。種類が豊富で形や色もさまざまなキノコの魅力を、写真を通して伝える。

「食べてはいけない」毒キノコも紹介する展示=静岡市駿河区のふじのくに地球環境史ミュージアム
「食べてはいけない」毒キノコも紹介する展示=静岡市駿河区のふじのくに地球環境史ミュージアム

 キノコに興味を持つ人や研究者などでつくる同会のメンバーが、昨年県内で撮影した写真約80点をパネルで展示した。
 食用になるマツタケ、シイタケ、アラゲキクラゲ、ハタケシメジなどを自然のままの姿で紹介。一方、ベニテングタケなど毒性があるキノコも12点展示し、説明している。
 直径50センチほどの白いボール状になるオニフスベの写真を出展した小倉辰彦会長(69)は「神出鬼没で見たことがなかった種類で、定期的に訪れる場所に突然現れた。キノコは神秘的で不思議な上に、食べられるものもあるのが魅力」と話した。
 展示は3月19日まで。月曜休館。入場には同ミュージアムの観覧料が必要。

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