謎解きや「動物恋みくじ」 日本平動物園活性化へ提案 静岡デザイン専門学校の2年生
静岡デザイン専門学校グラフィックデザイン科の2年生が26日、日本平動物園(静岡市駿河区)の活性化に向けて考案した企画を同市葵区の同校で発表した。同園の関係者らが耳を傾けた。
学生は同園を訪れて来園者の年齢層などを分析した上で、昨年10月から個人やグループで企画を考えてきた。
この日の発表では、謎解きイベントの開催や、飼育員をモチーフにした広報キャラクター制作など、斬新なアイデアが提案された。10代、20代のカップルの来園増を狙った「デートスポット大作戦」を企画した班は、学生がデザインした「動物恋みくじ」を見せ「SNSで拡散が期待できる」と強調した。
金原百々菜さん(19)は「来園が比較的少ない若者に魅力を感じてもらうことを意識した」と話した。
同園を管理する市動物園協会との連携授業。同会が採用した提案は実現を目指していくという。