知徳高生と園児 スポーツで交流 長泉町が新事業
長泉町は27日、知徳高と未就学児のスポーツ交流事業「こどもたちの可能性拡大プロジェクト」を始動した。若手・中堅職員でつくる自主研究グループによる施策提案の一環で、2023年度以降の公立園での本格導入を見据える。第1弾としてスポーツ健康コースの2年生28人が竹原保育園(同町)を訪れ、5歳児クラスの24人と交流した。
けんけんやスキップ、クラウチングスタート、鬼ごっこなどを組み合わせた陸上教室のほか、ストレッチ、ジェスチャーゲーム、ダンスを通じて楽しく体を動かした。同校の原史彦教諭は「生徒による運動指導の機会は貴重で、町からの提案がありがたかった。園児が楽しそうでよかった」と話した。
2月10日には園児が同校を訪れ、野球やサッカーの運動指導を受けたり、体育の授業を見学したりする予定。