狩野川神島公園を整備 キャンプ、ドッグラン…集客拠点に 伊豆の国市、管理業者と調印

 伊豆の国市は狩野川神島公園の整備や運営に関する基本協定を建物のメンテナンスなどを手がける「JM(ジェイエム)」(東京都)と締結し、27日に市役所で調印式を開いた。同公園は集客拠点として、10月1日のオープンを予定している。

狩野川神島公園のイメージ図
狩野川神島公園のイメージ図

 同公園は「かわまちづくり」事業の一環で、市が国土交通省と連携して神島地区の狩野川右岸河川敷に整備する。民間の資金やノウハウを活用する公募設置管理制度(Park-PFI)により、同社が多目的広場や芝生広場などを整備した後に市が買い取り、同社が指定管理者として運営する。同社は函南町の川の駅「伊豆ゲートウェイ函南」の管理も担っている。
 同公園の広さは約14・1ヘクタール。遊具、自転車、キャンプ、ドッグラン、キッチンカーなどのエリアを設け、さまざまな楽しみ方ができる施設を目指す。
 調印式で山下正行市長は「今年の伊豆の国市のメインイベント。ポテンシャルの高い地域だと全国に発信したい」と抱負を語った。大竹弘孝社長は「多様な楽しみ方を提供し、にぎわいの拠点にできれば」と述べた。
 2月15日午後7時から、同市の道の駅「伊豆のへそ」で住民向けの事業説明会を開く。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞