デジタル人材育成を解説 浜松市中区でフォーラム

 静岡県西部の企業や静岡大などでつくる「組込みソフトウエア技術(HEPT)コンソーシアム」の第10回フォーラムが26日、浜松市中区のクリエート浜松で開かれた。

デジタル人材の育成について解説したフォーラム=浜松市中区のクリエート浜松
デジタル人材の育成について解説したフォーラム=浜松市中区のクリエート浜松

 名古屋大数理・データ科学教育研究センターの中岩浩巳特任教授が基調講演し、国のデジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成方針と連動して教育改革が進んでいることを解説した。同大のプログラムでは、企業や自治体からデータの提供とともに「顧客満足度調査に関する分析」などの課題を受け、学生や社会人履修生が演習を行っていることを紹介。「最新の情報やキャリアアップを求めてさまざまな肩書を持った社会人の履修生が増えている」と話した。
 HEPTコンソーシアムは2012年に設立し、地元企業や大学など45団体が加盟する。各種講座を開き、技術者の育成を行っている。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞