統一地方選に向け模擬投票 駿河総合高生「選挙」学ぶ

 静岡市駿河区選挙管理委員会事務局は27日、4月の統一地方選に向けて、駿河総合高で選挙に関する知識を伝える出前講座を行った。生徒は模擬投票を通して投票所での流れを学んだり、若者の投票率が低い現状などについて理解を深めたりした。

模擬投票を行う生徒ら=静岡市駿河区の駿河総合高
模擬投票を行う生徒ら=静岡市駿河区の駿河総合高

 2年生約240人が参加した。統一地方選の時点で18歳を迎える代表生徒3人が同事務局職員の指示を受けながら、記載台で投票用紙に架空の候補者の名前を記入して投票箱に投じた。
 体験した大塚楓人さん(17)は「想像以上に簡単な作業で驚いた。候補者のことをしっかり調べて統一地方選に臨みたい」と初めての投票に向け意気込んだ。
 講座では、講師を務めた同事務局の梅田しおり参事が2019年の静岡市長選における年代別投票率をグラフで示した。10代、20代の投票率が低いことを指摘し「若い世代向けの政策を実現してもらうためにも、選挙に行ってほしい」と呼びかけた。

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