⚾選抜高校野球 加藤学園は補欠校 「夏へ前向こう」決意新た

 加藤学園は2度目の選出がかなわず、補欠校となった。米山監督から結果を聞いた選手らは「前を向こう」と夏の甲子園出場を目指し決意を新たにした。

報道陣の取材に応じる加藤学園の太田主将=沼津市内
報道陣の取材に応じる加藤学園の太田主将=沼津市内

 太田主将は「引きずらず前に進んで、夏に向けてやるだけ」と冷静に受け止めた。「(悪い流れの中で)攻略できずに終わってしまうことがよくある」とチームの課題を挙げ、「流れを止める強い選手を増やしたい。悔しい気持ちは夏の試合で前面にぶつける」と力強く語った。
 指揮官は「走攻守の全てでレベルアップしなければならない」と見据える。昨秋の県大会は3位。県勢対決となった東海大会準決勝は常葉大菊川に0-2で封じられた。「得点力(不足)というのもあった。生徒としっかり話をして、次の大会に向けてやっていく」と言葉に力を込める。

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