交通事故死者増 高齢者横断時に 2022年の裾野署管内

 裾野署は26日、2022年の管内の人身交通事故が392件で前年に比べ2件減ったものの、死者は4人と3人増えたことを明らかにした。同署で行われた同署協議会で説明した。

山下署長(左)から感謝状を受け取る西島会長=裾野署
山下署長(左)から感謝状を受け取る西島会長=裾野署

 死亡事故のうち、2件は11、12月の夕方に裾野市内で発生した。いずれも近所に住む高齢者が歩いて道路を横断していたところ、軽乗用車と衝突した。このため協議会では、横断歩道の利用や反射材着用の徹底など高齢者向けの広報を引き続き行うことを確認した。
 任期満了を迎える西島奉行会長ら協議会委員への感謝状の贈呈も行った。山下安則署長は感謝の言葉を述べ「引き続き警察と市民との架け橋になってほしい」と話した。

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