浜松国際ピアノアカデミー開講 若手16人 飛躍目指す

 世界的なプロピアニスト育成を目指す「浜松国際ピアノアカデミー2023」(浜松市、市文化振興財団など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が29日、同市中区のアクトシティ浜松で開講した。ピアニストとして飛躍を志す若手らが国際的に活躍する講師陣からレッスンを受ける。2月5日まで。

オープニングコンサートで演奏する音楽監督の小川さん=浜松市中区のアクトシティ浜松
オープニングコンサートで演奏する音楽監督の小川さん=浜松市中区のアクトシティ浜松

 初日のオープニングコンサートは、アカデミー音楽監督で浜松国際ピアノコンクール審査委員長の小川典子さん、東京音大教授の石井克典さん、ピアニスト中野翔太さんが出演。ドビュッシーやシューマンなどの楽曲を豊かな表現力で奏で、約160人の聴衆を引き込んだ。
 3人が講師を務めるアカデミーは2クラス。世界で通用するピアニスト育成へ実践的な指導を行う「マスタークラス」に本県出身3人を含む中、高、大学生16人、愛好家向けの「大人のためのワンポイントレッスン」に15人が参加する。4、5日にそれぞれ開かれる成果演奏会に臨む。
 1月30日から始まるマスタークラスのレッスンや成果演奏会などは聴講可能。会期中の日程は浜松国際ピアノアカデミーのホームページに掲載している。

 

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