子の食事は豆など基本 NPO法人が浜松で教室 親らが悩み共有

 NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴは5日、父親と母親のための子育て教室「子どもの食べるについて解決したい!」(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市西区の雄踏文化センターで開いた。市内の夫婦ら14組が子どもの食事における悩みを共有し、学びを深めた。

子どもの食事について悩む参加者に助言する加藤さん(右)=浜松市西区の雄踏文化センター
子どもの食事について悩む参加者に助言する加藤さん(右)=浜松市西区の雄踏文化センター

 管理栄養士の加藤友季子さん(61)=中区=が講師を務めた。食材の頭文字を取った「まごわはやさしい」を基本とし、豆やゴマ、ワカメ、野菜の摂取を勧めた。食に関わる現代の問題として、糖質や添加物の取り過ぎに伴うビタミンとミネラル不足を挙げ、糖質は極力玄米や芋から取り、ファストフードは控えるよう注意を促した。
 受講者から「食の好みに偏りがある」「あまりかまずに飲み込んでしまう」と悩みが寄せられると、「イヤイヤ期もあるのである程度は寛容に」「パンの耳でかむ訓練を」とそれぞれ助言した。
 ミネラルやタンパク質が含まれたまんじゅうや白玉などのお菓子作りにも取り組んだ。
 (浜松総局・北井寛人)

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