勉強のこつ教えて 伊豆・土肥小中一貫校 東京大院生と交流

 東京大大学院の学生が7日、伊豆市の土肥小中一貫校を訪問して児童生徒と交流した。9日まで土肥地区に滞在し、児童生徒の悩み相談を受けたり授業の支援をしたりして親睦を深める。

児童生徒から質問を受ける学生(右奥3人)=伊豆市の土肥小中一貫校
児童生徒から質問を受ける学生(右奥3人)=伊豆市の土肥小中一貫校

 参加したのは教育学研究科教職開発コースに所属する博士課程、修士課程、外国人研究生の計13人。初日は3グループに分かれて児童生徒から勉強方法のこつや大学の授業の雰囲気などをテーマに質問を受けた。博士課程1年の千野陽平さんは「小中学校一体の学校がどうなっているのか関心があった。教育の現場を見られるのはとても貴重な機会」と話した。
 県内初の義務教育学校として土肥小中一貫校が開校する際に、同大学院の藤江康彦教授がアドバイザーを務めたことから交流が始まった。6年生の修学旅行では同大を訪問している。

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